暑い国マレーシアのクアランプールでの獣医学会FASAVAに来ています。
もうこの国とのお付き合いが始まり10年くらいになりますでしょうか。
マレーシアの獣医業界を作っているシュリランとエメランのお父さんと元気に会えてことが1番良かったです。
初めてお父さんと会った時、俺のノートにサインをしてねって、言われて書いたのを思い出しました。
このご家族を見るとホントに尊敬の念を抱きます。
息子さんであるエメランは有名な獣医さんで、学会より賞を贈られ表彰されていました。
お父さんは立つのも大変なのに、立ち上がって、拍手をしていらっしゃいました。
その横をお母さんが支えているのを見ると涙がこぼれます。
なかなか日本人が女房旦那さんと、良いおじさんになった子供たちが支え合う姿が見受けられなくなったように思います。
学会はと言いますと、この国は他民族国家なので、英語、中国語、マレー語で話されていて若い先生方も多くいらっしゃいます。
日本の学会との違いは、食事が学会ブース展示内で出来るということですね。
日本の教育はご飯を食べながら、テレビを見るな、スマホをいじるな。
勉強は集中して、それだけをやれと教わって来た文化なので、展示会場に時間割があるフードコートが設置されるイメージです。
夕方からビールやワインが出できます。
来られる獣医師さん、ブースの仲間達も軽くのアルコールで打ち解けて行きます。
日本の慇懃無礼も良いのですが、スマホ世代でリアルの交流に慣れなくなった今、東南アジアの良さを取り入れた方が良いですね。
人口もマレーシアは増えています。一夫多妻制の民族もいるからです。
人口減少が問題視されてる日本、20年後は1億人を切り2100年には5000万人も割りそうです。
まだ見ぬ孫の世代のためにやらなければいけない事は何でしょうか。
東京都知事選挙で話題になったことは、すぐにやらないと日本沈没です。
元気のあるマレーシアから感じます。
文、大川博 2024.7.20