マレーシアの獣医学会MSAVAにブース出展してきました!
2ヶ月前まで動物病院の勤務獣医師をしていました。
自分の勤務している病院の外の世界は一体どうなっているのか、サプリメントの開発や販売を通じて学び、獣医療業界に貢献していきたいという思いを強く抱いていたところ、今回のマレーシア出張の機会をいただきました。
UPM大学や現地の動物病院にも訪問しました。
まず何よりも。
自分の英語力の使い物にならなさに絶望しました。
旅行や研修ならば、Google翻訳に頼ったり、伝わるまで話してもらったり、ジェスチャーでのコミュニケーションを取ったりすることも可能だったのです。
仕事の場となれば全く違います。当たり前なのですが。
言語が使えなければ、本当に全く何もできません。
受験英語の成績は良かった方ですが、そんなものは何物にもならず。
雑談一つできず、ジョークの一つ理解できず、丸暗記した英文の内容以外はほとんど口から出てこず。
お恥ずかしいことに、そんな日々だったのです。
学会は、非常に活気あるもので、常に質問が飛び交い、とにかく、どこでも、コミュニケーション、コミュニケーション。
多民族国家のマレーシア、英語でのコミュニケーションが全てのように見えました。
準備の時間から笑顔や笑い声が溢れていて、とても素晴らしい空気でした。
日本でお馴染みのメーカーも数多く出展しており、偶然日本の友人にも会いました。
日本を出てみて、勤務医時代当たり前のように使っていた製品への見え方が明らかに変わりました。
言語ができたら、何十倍もの情報を持ち帰って来ることができただろうと、悔しいばかりです。
英語ができないことが、日本人が外に飛び出せない大きな大きな壁になっているのではないかと思います。
帰国したら、早速英会話漬けの予定です。とにかく自分で話さないと意味がないと痛感しました。
2まわりも3まわりも大きくなって、また来年も参加したいと痛切に思います。
大川社長や現地のディストリビューターの方々をはじめ、1歩踏み出す機会を下さった皆様に、心から感謝申し上げます。
獣医師 田中聖心