毛ヅヤが悪く、抜け毛の多い犬を癒す方法(ビーグル)

Q;「毛ヅヤが悪く、抜け毛の多い犬を治す!」
 ビーグルの小鉄くん(オス、2才8ヶ月)は、毛に艶がなくバサついています。
また、春と秋の換毛期以外でも、毛が大量に抜け落ちます。
せっかく背中が黒い被毛で覆われているのもかかわらず、
パサパサになって毛先が痛んでいては格好がわるいです。
何とか黒光りしたつやつやの毛にしたいのですが、
どうしたらいいのでしょうか?
A;オリーブオイルとアボガドを与えます。
食事が原因で毛ヅヤが悪く、脱毛が起こる場合、
そのほとんどはビタミンEと脂肪酸の不足が考えられます。
ですから、それらを多く含んだオリーブオイルとアボガドの果肉を、
それぞれの犬の大きさに合わせた量だけ主食に加えて与えれば、
毛質が改善できます。
 また、リノール酸やオレイン酸を豊富に摂取できるゴマ油や植物油、
高野豆腐、きな粉、クルミも毛質改善には有効です。
 さらに、散歩をしっかりしてあげた後に、ブラッシングを
毎日欠かさずしてあげて下さい。
ブラッシングは、毛の汚れや死毛を取り除いて毛のもつれを無くします。
また、皮下にある毛細血管の血行や皮脂腺にも刺激を与え、
マッサージ効果があります。
そのため、栄養分の循環が良くなり、皮脂腺から分泌される油分が、
被毛に適度な艶を与えやすくします。
注意点
●1回に与えるオリーブオイルの量は、
小型犬ティースプーン1/2、
中型犬ティースプーン1杯、
大型犬ティースプーン2杯です。
また、アボガドの果肉は、小型犬小さじ1杯、中型犬小さじ3杯です。
●脂肪酸は酸化しやすいので、保管方法には注意して下さい。
また、発ガン性のある酸化防止剤の有無を確認して下さい。
 
(まめ知識)
ここの毛ヅヤが悪いだとか、そこの毛が大量に抜け落ちているだとか、
あそこが痛いだの痒いだの、犬は何も話せません。
飼主は、毎日のブラッシング時に、毛や皮膚の様子を確認して下さい。
また、日頃から犬のとる行動の変化の見逃さないようにしましょう。
後ろ足で痒い所を掻く、噛む、しきりに舐める、転げ回る、
壁や柱などに体を擦り付けるなど、犬が痒がる様子を確認して下さい。
また、次のポイントで皮膚を調べてください。
皮膚が赤くなっていないか?
毛が抜け落ちていないか?
皮膚が腫れていないか?
皮膚に発疹が出ていないか?
フケが大量に出ていないか?
換毛期以外の季節に、こうした皮膚や毛ヅヤの変化や
脱毛が起こっている場合は、
何らかの疾患が考えられます。
甲状腺機能低下、ホルモン異常、細菌やダニへの感染、
精神的ストレスなど。
これらの場合は、獣医師の治療が必要となりますので、
動物皮膚病センター(東京都調布市)など
皮膚の専門医院へ行かれて下さい。