日本獣医臨床学研究会 第43回年次大会
2022年
日時: 2022年11月19日〜20日
会場: 大阪国際会議場
2022年11月19日〜20日に大阪国際会議場で開催された日本獣医臨床学研究会第43回年次大会は、世界各国と同様、新型コロナウイルス感染症の流行を経て久しぶりに対面形式で開催され、業界関係者と獣医師が再会する貴重な機会となりました。今大会では、スケアクロウ株式会社(以下、当社)がセミナーを主催し、現在のLPS研究データと小動物疾患の治療に関する以下のテーマについて発表いたしました。
1) LPSによる自然免疫活性化がAlopecia X治療に与える効果(The effect of LPS on antibiotic side effect avoiding) 岡田博史社長による発表。グラム陰性菌 Pantoea agglomerans 由来のリポポリサッカライド(LPS)と松樹皮(ピヌス・ピナステル)由来ポリフェノールを主成分とするトリコSを使用し、皮膚アレルギー疾患を罹患する小動物273症例(犬237例、猫18例、その他の動物8例)を対象に実施した研究です。その結果、全症例の56%において症状の改善が認められました。
2) LPSが抗生物質の副作用回避に与える効果について(The effect of LPS on antibiotic side effect avoiding) 稲川裕之准教授・博士による発表。抗生物質は感染予防に作用する一方で、自然免疫を抑制する可能性があります。そのため、抗生物質の副作用を回避する手段としてLPSの活用を研究した結果、10 µg/kgの摂取により抗生物質使用による副作用の発現を抑制できることが明らかになりました。
上記セミナーに加え、犬と猫の泌尿器系疾患の治療における機能性食品URAJIRONの効果に関する研究がポスター形式で発表されました。URAJIRONを摂取した犬および猫の健康状態が有意に改善されたことが報告されています。




