アトピーと皮膚との関係

皮膚の話にもどりますが、
皮膚の新陳代謝であるターンオーバーは
28日と言われています。

表面に出てきているのは、すでに死んでしまった
細胞で外部からの侵入を防ぐために弱酸性になっています。

そして、次の細胞へバトンタッチするために、
「あか」となって知らないうちにはがれ落ちて行きます。

ということはすでに表面に出ている部分に
油の含まれたステロイド剤等を塗って、
表面のデコボコを埋めることによってまるで
肌がスベスベになったように思えるのですが、
それはまったくの見せかけだけの処置と言わざるを得ません。

それどころか、角質層にまでしみこんだステロイド剤の油分が、
せっかくの健康な細胞まで破壊してしまうことになるのです。

外側から無理やり肌にくすりを塗ってスベスベの肌になったかのように
見せかけるのではなく、
体内にあるアトピーの原因を取り除くとともに
酵素の働きによって新陳代謝を進めます。

新陳代謝が進むことで、角質層で眠っている
新しい皮膚細胞を活発化させますから、
皮膚を再構築していくことが出来ます。

体質改善と共に新しい皮膚を作っていくことが
出来ますからアトピーで悩む方にとって
天然の酵素は本当にありがたい存在なのです。

酵素は生命活動の根源であり、
動物、植物すべての生命体に存在しています。

酵素はこれから発見される酵素を加えると
3000種類はるかに超えるといわれています。

酵素はドイツの薬剤師のプラナーにより発見されました。

酵素の種類には動物性酵素と植物性酵素の2種類があり、

動物性酵素は臓器、器官などの細胞と
腸内有用菌により体内で作られます。

植物性酵素は体内で作ることができませんから、
野菜や果物を食べて補給しなければならないということになります。

また、動物性酵素は植物性酵素によってのみ活性化されますので、
植物性酵素が吸収されない肉食だけの食生活を続けていると
人間の健康な体を維持することができなくなり、
病気になり死亡するというわけです。

このことから、植物性酵素は健康を維持する上でとても大切なのです。

酵素は無色透明で多角形が多く、
大きさは1ミリの100万分の1(1ナノメートル)単位ととても小さいので
顕微鏡ですらみることができません。

酵素の活動は、人間の「生と死」を分けるバロメーターになっていて、
人は酵素がなくなると、またたく間に細胞が死に、
病気になり、命を失うことになります。

最近遺伝子組み替えした、
とうもろこしやトマトが話題になって恐れられていますが、
恐れられる原因は植物性酵素が存在していないということですから
食べない方が安全です。

体内における酵素の役目は
『分解』『合成』『吸収』『排泄』など、
人間に不可欠な新陳代謝の重要な働きをしていることです。

分解とは不用なものを取り除きます。

合成とは必要なものだけを集めて新しいエネルギーを作ります。

吸収とは各臓器で必要な栄養素を吸収することです。

排泄とは身体に不必要な成分を汗や尿にして体外に出す働きのことです。
つづく→

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