犬の病気最前線

さまざまな健康情報が氾濫するなか、
何を信じたら良いのでしょうか?

「木を見て森を見ず」という言葉があります。
人間の医療でも抗ガン剤のみの治療で
命を落としていく人は少なくありません。

動物医療はヒトの医療よりも遅れを取っているのは否めない事実です。

わが子(ペット)が病気になったとき、
その場しのぎの治療に頼ることなく
根本的な体力を取り戻す医療の普及が望まれています。


お薬の効果は否定いたしませんが、
それだけでは根本的な解決には至らないのです。

私たちは民間で「良い」といわれる民間伝承法に頼るのではなく、
研究者、獣医師と治療の補助として使用できる
EBM{エビデンスド・ベイスド・メディスン
(根拠に基づいた医療用サプリメント)}
の開発を目指しています。


はじめまして。大川と申します。

数年前に愛犬ロクをガンでなくしたことがきっかけで
動物医療の仕事をするようになりました。
乳ガンの転移が全身にひろがり、
末期にはどうしようもない状態で息を引取りました。

手術、抗ガン剤、放射線治療には限界があり、
家族とその子の最期をしあわせには見送ってはくれません。

アトピー、アレルギーの治療で
ステロイド漬けによって体がボロボロになっている子も見かけます。

飼い主さんが日頃から情報を得ることでわが子が病気に掛かったとき
自然な姿で対応出来ることが少なくありません。

たくさんの獣医師の先生と仕事をする中、
お薬だけ(西洋医学的なもの)に頼らない
治療方法を選択する機会が多くなりました。

コンパニオンアニマル(伴侶)という言葉を昨今耳にします。
ペット(犬、猫)を含むご家族に
健康という幸せをお届けできればこれほど嬉しいことはありません。

西洋医学の現状につづく